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    ねんきん定期便のハガキを見ると、将来貰える年金額(老齢基礎年金+老齢厚生年金)の予測額が記載されていた。なんだこれっぽっちかと思う反面、その反応を見透かしたかのように『年金の繰り下げをするとこんなに増えますよ』といった金額も記載されている。本来65歳で貰えるのが現在最大75歳まで繰下げ可能、ひと月0.7%、MAXで0.7%×120月=84%年金が増えるという一見素晴らしい話だが、実は落とし穴がありますよといった内容の記事が日経新聞の8月12日の朝刊に載っていた。実は配偶者の死亡で遺族厚生年金の受給権が発生した場合、繰下げが出来ない場合があるとか、一番きついのは上記MAXで増額した年金をもらっていた夫がお亡くなりになった場合、遺族厚生年金の支給額の基本である夫の老齢厚生年金の4分の3の計算の4分の3の考え方の始点が実は増額前の金額の4分の3で、年金の総支給額が夫婦存命であったときの約6割減になるケースなどの記事があった。詳しくは件の新聞記事をご覧頂きたいが、貧乏な老後にならない為に備えは万全にしていきたいと思う今日この頃です。


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